一日の幸せ
「おはよう」
といって始まる朝の幸せ
「おやすみなさい」
といって眠れる夜の幸せ
「いただきます」
といって食べられる幸せ
「ごちそうさま」
といって満たされる幸せ
「いってきます」
といって出かけられる幸せ
「いってらっしゃい」
といって見送れる幸せ
「ただいま」
といって帰れる幸せ
「おかえりなさい」
といって迎え入れる幸せ
気がつけば、毎日たくさんの幸せの中にいた
「たったひとつが美しい」
定価:1,000円(税別) ハードカバー・全120ページ
著者:神谷 真理子
販売元/ジャパニスト出版
嬉は心
私たちは多忙な毎日を過ごす中で、時間を共にしている他の存在を意識することがどれだけあるでしょう。毎年同じ場所で小さな花をつけるスミレに意識を向けると、一年ぶりの再会に心が「お久しぶり」と言っていること、嬉しくなっている自分の心に気づきます。
ほんの数秒、些細な事柄から幸せは生まれ、大きくなっていくのかもしれませんね。
そんな瞬間を言葉としてお届けできないかと思っていた時に出会ったのが、フリーランスのライター、母、詩人として私たちと同じ今を生きる神谷真理子さんの詩集です。
「地球の大きな愛に包まれて、一日一日を生きていくことのできる幸せ。
地球に生かされている生き物たちからいただいた言葉をつむぐことのできる幸せ。
それらをかみしめ、一歩一歩歩んでゆきたいと思います」。
そう語る詩人の神谷真理子さん。
そのきらめく感性から紡ぎ出される優しく、美しく、繊細な言葉を神谷さんの詩集「たった一つが美しい」の中から「嬉は心」として連載でお届けします。
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